『こんなことが あるんだなと おもった』
『けいじばんは おしらせのためにあるのがよかった』
『みんなで協力できた』
『うけつけを 入口のちかくにおけて よかった』
子どもたちが体験会の最後に良かったと感じたことを発表してくれた内容です☺️🙏
寺子屋特別授業
こんにちは!
12月23日(土)の門池寺子屋さんの特別授業として避難所運営ゲームHUG体験会を開催しました。
今回は、小学1年生から6年生までのお友だちとご家族の皆様に参加いただき、4チーム編成で行いました👏
体験会の様子を反省も交えつつご報告いたします。
※改善点などは()内
オリエンテーション
寺子屋主催の矢谷さんに挨拶いただきスタートしました。
駆けつけてくださった沼津市議会議員でもあり、防災士や街のために活動してくださっている梶さんからも大切なお話をいただきました。
※写真:ご挨拶いただいた沼津市議会議員の梶さん
お忙しい中ありがとうございました!
避難所とは?…ゲームの説明
本来大人のみの場合、難しい漢字が並ぶスライドで60分以上説明を聞きますが、子どもがイメージできるように写真やイラストを使いながら手短に紹介しました🔰
ゆっくり丁寧にを心がけていたら結局30分超えてしまい、私の小2娘は口を開けて寝ていました😅
低学年には難しいかなと思う反面
興味を持って質問してくれる子もいて、子どもたちのいろんな反応が見られ個人的に大変面白く興味深いと感心しました。
※イラストではいらすとやさんの素材をお借りしています。
体育館の通路決め
大きな紙に限られた時間で今後の進め方を左右する通路を書かなければいけない。
みなさん真剣に話し合い書き込んでいました。
余談ですが
先ほどまでつまらなそうだった娘も、作業時間のおかげでお友だちと頑張っていました。
(聞くことだけだと飽きてしまうので、作業や会話のキャッチボールを増やそうと思いました)
ゲーム開始:50分間
HUGは、チームごとで避難所の運営をします。
避難所の敷地内(体育館や教室、校庭など)に避難者をどうやって配置するか、イベントをどうやって対応するかを迅速に話し合って決めていきます。
今回は “知ってもらう”ことを大切にしたかったので、速さは求めず進めてもらいました。
※今回はお手伝いとして来てくださった方に読み手とフォローをお願いしました。
子どもも大人も、ゲームが進んでいくと同時に
敷地図に指で差しながら提案したり、
掲示板に付箋だけでなく、ほしい物リストや本部からのお願いを書いたりと積極的な姿が多く見られました。
感想、意見交換
ゲームも大切ですが、ゲーム時間を削ってでも大切なのがこの意見交換です。
4チームごと、ゲームの材料や進め方は全く同じなのに話し合って決めた形は異なります。
自分たちで決めたことの発表と
他チームはどうしたのかを質問することで
自分たちとは違う部分を“大事に思い優先した”という価値観の違いを知ることにも繋がります。
子どもたちが思いおもいの質問や意見を発表してくれました。
難しいながらも、一生懸命参加して、考えてくれたことが凄いなと感動しました。
おわりに
はじめは低学年の子にも飽きずに参加してもらえるかドキドキしていましたが、親御さんやお手伝いの方のフォローもあり、無事に終えることができました。
多くの避難訓練は、避難先にどうやって移動するか
(静かに、走らず、それでいて迅速に、点呼を取るまでの時間など)の練習で、避難所はゴールの存在になっているなと感じています。
もちろんそれも大切です。
じゃあ、そのゴール(避難所)では安心安全なの?
残念ながら、そうではないかもしれません。
このゲーム自体は正解がありません。
コミニュケーションを取るために色々アイデアを出して話し合うという点では良いのですが、
逆を言うと、どの避難所も統一された運営ではないということです。
地域性、環境、価値観、住人が違うからこそ統一が難しいのかもしれません。
ぜひ、この体験会をきっかけに
自分が住んでいる地域の避難所はどうかな🤔
場所はどこかな?
防災訓練、参加してみようかな
どんな備蓄をしてるのかな
などなど…。
想定することで心の準備も一緒にしてみてはいかがでしょうか。
いろんなことが起こるかもしれない
を考えるクセと
人によって考え方が違うかもしれない
という価値観の違いを認め合い、協力するための妥協や提案が必要なんだなというきっかけになれたら嬉しいです。
お礼
今回お手伝いとして協力してくださった皆さまへ
準備から片付けはもちろんですが、体験会中も参加者の方へのフォロー、アシストをしてくださりありがとうございました!
いつも助けていただき本当に感謝しています。
ぜひ今後ともよろしくお願いします😌🙏
きっかけ*みっけ
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