本来の受け入れの流れ
避難所となる体育館では、通路を検討し設定してから避難者を受け入れ、そこで1世帯ずつ敷地を割り振っていきます。
1人あたりのスペース
避難所HUGでは
約、短辺150㎝・長辺200㎝ とあります。
今回の防災キャンプでは限られた時間で寝床を作らなければいけなかったため、運営側であらかじめ参加世帯分のスペースがわかる様にテープで印を付けておきました。
いざ寝床作り
各自持参した物(テントや布団、寝袋など)と運営側で用意したダンボールとクラフトテープを使って寝床の準備をしました。
決められた時間内で思い思いのスペースが出来上がっていました。
子供達も楽しみながらも真剣に取り組んでいて
良い経験になったと思います☺️
個人的に学んだ事
・囲いの高さ
感染対策などを踏まえると、最低でも大人が座って頭が隠れる高さは必要と防災士の方に教えてもらいました。
・大きなテント
与えられる広さにもよると思いますが、ダンボールで工作する時間や体力、材料も有限です。
プライベートが保たれるので避難用にテントの持ち込みも有りかもしれません🤔
※受け入れが許されるかは確認が必要
・床からいかに高さを出すか
床にダンボールだけだと寒い季節は特に底冷えして体温が下がります。
いかに床から高さを出すかで温度も大分変わるそうです。
今回私は床に敷くダンボールにプラスして、100均で買った梱包用のプチプチとブルーシートを組み合わせたら、底冷えと床の硬さが緩和された気がします。
・埃との戦い
元々埃が多い避難所に、多くの人が多くの荷物を運んできます。
人々が動いてる時間空中に待っている埃が、みんなが寝静まった頃、床に落ちて溜まります。
ハウスダストなどのアレルギーや喘息がある方は症状が出やすくなります。
ただでさえ環境が変わりストレスもかかっている状態なので、免疫力が低下し普段何でもなくても喉や鼻から炎症が起きやすくなる方も増えるかもしれません。
(ウイルス感染だけでなく、マスクも大切な存在)
できるだけ寝る所は、床から高さを出す事が大切だなと感じました。
ダンボールベッドは高さが充分にありますので、
寒さ対策や腰痛持ち(床は辛い)埃から身を守る観点からもメリットがあるなと思いました。
経験を元に考える
今回は親子で協力して“体験する事”に重きを置いているのでダンボールは余裕を持って用意しましたが、実際の避難所ではダンボールやテープの用意があるのか…
そんな事も気にしてみると、防災グッズと共に何か用意した方が良いかなと、家族で相談するきっかけになれば嬉しいです!
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