男女共同参画視点WSレポ


1月27日(土)14:00〜16:30
沼津市民文化センター大会議室
沼津市危機管理課主催
令和5年度男女共同参画の視点から考える避難所運営ワークショップに参加させていただきました。
参加者は各自治体などから男女20人ほど出席していました。

今回は、避難所運営の擬似体験ができるさ防災ゲーム『避難所HUG』を男女共同参画の視点で行いました。

男女共同参画とは
男女格差を無くし、あらゆる分野で性別関係なく、一人ひとりが尊重され、生きやすさや責任を分かち合うことができる社会を目指すことです。

HUGは
避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれた【避難者カード】を、避難所の体育館や教室に見立て た平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事【イベントカード】をどう対応していくかを模擬体験するゲームです。  

男女共同参画視点で起こり得る門題が書かれたオリジナルイベントカードが加わり、こういう悩みを持つ方もいる。という気付きにもなりました。
例えば、最近身近な言葉になっている
LGBTQのT(トランスジェンダー)
心と身体の性別が異なる方の悩み
・男女で分かれている受付の性別記入
・トイレやシャワーの利用
など他にも様々なことがあります。

また、
・パートナーからのDV被害で逃げている為個人情報を記載したくない。
・授乳スペースが無い状態で不安を抱える母親。
・空いているからと女性が男性トイレを使用する…

などでした。

避難所生活をする上で性別に関しての悩みやトラブルはとても沢山あります。



避難所は、まずは生き延びることを第一に考える場
ですが、いざという時が来る前
避難所の運営準備の段階で、配慮できることはないか。また、一人ひとりがマナーやモラルを見直すことで、悩みや問題を解決できるのではないかとも感じました。

性別関係なく

一人ひとりの特性に配慮すべき部分
(性自認・他国籍・病気・障がい)

身体の構造として

区別しなければいけない部分
(乳幼児・女性の生理や授乳など)

様々な家族の形

(性別・年齢・ペット)


もちろん他にも沢山あると思いますが
当事者でない人たちが集まって
見つけようとする努力はできても
分からない部分が多いと思います。

少しずつでも
テーマを分けて
当事者となる方たちの意見や話し合いができる場を作れればと思います。





きっかけ*みっけ

もしもの時の心の余裕作りしてみませんか? はじめまして、みっけです! 静岡県東部を中心に、『親子で防災を考えるきっかけ』になる場所を作るべくボランティア活動をしています。 “避難所運営ゲームHUG”を使った体験会や身近なモノで防災を考える提案をさせていただきます。 沼津市在住の二児の母と会社員をしてます。 どこかで見かけたら気軽に『みっけ』と呼んでください!

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